16bitと24bitの違いとは?レコーディングビット数とノイズの関係性

DAWの新規セッション作成で16bitを選んだら良いのか24bitを選んだら良いのかよく分からない!どっちにどんなメリットがあって、何の為に設定するの?「ゲインステージング」という音楽制作に不可欠な概念と絡めて、レコーディングにおけるビット数の扱いをみていきましょう。

宅録環境に強い味方!プロツールスのレベルメーター全17種の徹底解剖

フェーダーの横にあるメーターを活用していますか?レベルメーターの意義や本来の目的を正しく知れば、モニタリングという宅録環境最大の欠点を補う強力な補助ツールとして大活躍してくれます。本記事では、ProToolsの17種類のメーターについて解説していきたいと思います。かなり専門的ですが、初心者の方もぜひがんばって読んでみて下さい。きっと役に立つはずです。

ラウドネス戦争ってなに?音圧技術との正しい付き合い方

ラウドネス戦争、音圧競争などが過激化するにつれ、今では「マスタリング=音圧」というイメージがすっかり浸透してしまいました。しかし本当にマスタリングの意義はそれだけなのでしょうか?そもそも音圧を上げるメリットとは?不健全なまでに繰り返される「音圧稼ぎ」の実態と、その代償について具体的に見ていきましょう。

つまらない音楽を量産するプロにならない為に、大切な事

限られた時間や予算で、レコードを最高の形に仕上げるのは至難の業です。
その為、携わる人が多ければ多いほど、間違いは許されないというプレッシャーから、より「セーフで無難な選択」が好まれる傾向があります。
しかし音楽を制作する姿勢として、果たしてそれは本当に正しいのでしょうか?実際の現場で「保守」と「責め」のバランスを取るための具体例をイメージしてみましょう。

ゲオルグ・ノイマンの偉大なる仕事(後編): U47からU87へと続く変革と革新

前編ではノイマンの会社設立前から第二次大戦直後までの仕事の一部をお伝えしました。後編ではノイマンのその後の躍進に迫り、いよいよU47、U67、U87と言った歴史的なマイクが登場します。
終戦後、ベルリンに戻ってきたノイマンが1976年にこの世を去るまでの約30年間、一体どんな出来事があったのか、振り返ってみましょう。

ゲオルグ・ノイマンの偉大なる仕事(前編):コンデンサーマイクの夜明け

機材の開発者が辿った歴史を研究することは、レコーディングの本質と向き合う上で、しばしば重要なヒントを私たちに与えてくれます。
ゲオルグ・ノイマンが歩んだ人生は、まさにそのままコンデンサー・マイク発展の歴史と言っても過言ではありません。
12人兄弟の末っ子としてドイツに生まれ、激動の時代を生きた彼が、一体どんなドラマを経て現代まで続くすばらしいマイクの数々を開発してきたのか?時代を遡り、ノイマンの残した偉大な歴史の一部を辿ってみましょう。