Windows 10 : タスクバーにフォルダをピン留めする方法

Windows10で、実は「フォルダをタスクバーにピン留め」できるって知ってましたか?この隠し機能さえあれば、どんな時でもワンクリックで好きなフォルダにアクセスできます◎

Windows 10で、一見不可能そうに思える「タスクバーへのフォルダのピン留め」ですが、実はどんなフォルダでもピン留めする事ができます。

初期状態では、フォルダをピン留めするコマンドには、どうやってもたどり着けませんが、ある隠し機能を使う事で、この制限を突破する事ができるのです。

タスクバーにフォルダをピン留め完了した状態
タスクバーにピン留めするだけでなく、フォルダのアイコンを自由に変更する事もできる。

「アプリはタスクバーにピン留めできる」というWindows 10の仕様を利用する

「隠し機能」とは言ったものの、やることは非常にシンプルです。

Windows 10は、すでにアプリ(実行ファイル)は、普通にタスクバーにピン留めできるようになっています。

ですので、まずアプリ用のショートカットを作成し、ピン留めしたいフォルダのショートカット・パスを、その実行ファイルの変数として置き換えればよいのです。

こうする事で、単なる「フォルダへのショートカット」をWindows 10に「実行ファイル」だと思い込ますことができるので、あとは通常のやり方でフォルダをタスクバーにピン留めする事ができます。

以下、手順を追って、そのやり方を見ていきましょう。

関連記事:【2017年版DAW専用マシン】MacかWindowsを選ぶ際のメリット・デメリット

Windows 10 : タクスクバーにフォルダをピン留めする方法

1. デスクトップの何もない所で右クリックし、「新規作成 → ショートカット」 を選択します。

2. 「ショートカットの作成」ウィンドウが開くので、「項目の場所を入力してください」の欄に 「explorer.exe」 と入力し、続けてワンスペースあけて、タスクバーにピン留めしたいフォルダへのショートカット・パスを入力します。

※もし、フォルダパスが「スペース」を含んでいる場合は、パス全体を「””」で囲みます。

Windows 10「ショートカットの作成」ウインドウ
実際のフォルダを開き、フォルダ上部のアドレスバーをクリックすると、そのフォルダへのショートカット・パスが表示されるので、それを”explorer.exe”の後にコピペすればよい。

3. ショートカットに好きな名前を付け、「完了」をクリックします。

タスクバーにフォルダをピン留めする手順
ショートカットに付ける名前は、特に何でも構わない。

4. デスクトップに出来上がったショートカットを右クリックして「プロパティ」を開きます。

5. 「アイコンの変更」を選択して、「このファイル内のアイコンを検索」欄に

「C:\windows\system32\imageres.dll」

と入力し、キーボードの「Enter」を押下します。

「アイコンの変更」ウィンドウ
アイコンの変更をしない場合は、デフォルトのフォルダアイコンが自動的に適用される。

6. プリセットアイコンが表示されますので、リストの中からショートカット用に好みのアイコンを選択します。

ショートカットのアイコン選択
フォルダ関係のアイコンが数種類あるので、好きなものを選択する事ができる。

7. デスクトップに戻ったら、ショートカットのアイコンを再び右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選択します。

タスクバーにフォルダをピン留め完了した状態
右クリックすれば、ピン留めを外すこともできる。

8. これでフォルダがタスクバーにピン留めされました。

作業完了!

お疲れさまでした。デスクトップのショートカットはもう必要ないので、削除してしまっても大丈夫です。

ちなみに、同じやり方を使えば、Windows 10のタスクバーにドライブもピン留めする事ができます。

ぜひ活用してみてくださいね。